ウイメンズ・エナジー・ネットワーク(WEN)は、エネルギーを考える女性のネットワークです。

フォーラム

私たちのくらしと放射線とのかかわりについてその利用や不安などをまるごとみんなで考えたくて、フォーラムを開催しています。
皆様のお近くで開催するときには是非お越しください。

これまでの開催実績2010年03月12日 仙台2010年10月07日 水戸2008年01月23日 川口2008年12月02日 福岡2007年09月11日 山形2006年06月17日 青森2006年12月12日 三鷹2005年01月18日 熊本2005年12月06日 千葉2004年09月28日 横浜2003年11月18日 静岡2002年03月08日 東京2002年09月12日 いわき2002年12月05日 大阪

フォーラム:これまでの開催実績

2010年 2008年 2007年 2006年
2005年 2004年 2003年 2002年

2010年

開催日 開催地 会場 参加者 詳細
2010.03.12 仙台 エルパーク仙台
「セミナーホール」
82名
2010.10.07 水戸 ホテルレイクビュー水戸「紫峰」(水戸市) 87名

2008年

開催日 開催地 会場 参加者 詳細
2008.01.23 川口 川口駅前市民ホール
「フレンディア」
84名
2008.12.02 福岡 アクロス福岡
「円形ホール」
95名

2007年

開催日 開催地 会場 参加者 詳細
2007.09.11 山形 山形市「山形テルサ」(山形県山形市) 80名

2006年

開催日 開催地 会場 参加者 詳細
2006.06.16 青森 青森市男女共同参画プラザ「カダール」 182名
2006.12.12 三鷹 東京都三鷹市「三鷹産業プラザ」 72名

2005年

開催日 開催地 会場 参加者 詳細
2005.01.18 熊本 くまもと県民交流館パレア会議室 105名
2005.12.06 千葉 千葉市文化センター 93名

2004年

開催日 開催地 会場 参加者 詳細
2004.09.28 横浜 フォーラムよこはま ランドマークタワー13階 92名

2003年

開催日 開催地 会場 参加者 詳細
2003.11.18 静岡 静岡駅ビル パルシェ会議室 65名

2002年

開催日 開催地 会場 参加者 詳細
2002.03.08 東京 東京ウイメンズプラザ視聴覚室 73名
2002.09.12 いわき いわき市生涯学習館 140名
2002.12.05 大阪 大阪市ドーンセンター 40名

2010年03月12日 仙台

開催日 2010年03月12日
会場 エルパーク仙台「セミナーホール」(仙台市)
参加人数 82名
パネリスト 大内浩子
(東北大学大学院 薬学研究科 助教)
小林達子
(NPO法人仙台・みやぎ 消費者支援ネット
代表理事)
碧海ゆき
(消費生活アドバイザー:WEN会員)
コーディネーター 神津カンナ(作家:WEN会員)
2009年10月に台風の影響で延期となったものを、パネリストさまのご協力により、この日に改めて開催することができました。
2各パネリストとコーディネーターより、ご自身と放射線とのかかわりを含めた自己紹介があり、神津さんは、「放射線はこわいというイメージがあるが、正当に怖がるためには正しい理解が必要で、きちんとした物差しを持つことが必要ではないか」と発言しました。
放射線のリスクをきちんと伝えるリスクコミュニケーションは大内さんのご専門のひとつです。「どのような場合でもゼロリスクはなく、利益とリスクの両方を考える必要がある」と話され、統計と映像を駆使してリスクの定義と説明をしてくださいました。
くらしとかかわる放射線利用の事例として、碧海さんは「食品照射」の目的や特徴について説明されました。
消費者団体活動を33年続けておられる小林さんは、食の安全に対して特に関心が高く、「一般に、情報がほしい人には(放射線の情報が)発信されていない」と発言されました。

2010年10月07日 水戸

開催日 2010年10月07日
会場 ホテルレイクビュー水戸「紫峰」(水戸市)
参加人数 87名
パネリスト 川上ヒロ子
(茨城県消費者団体連絡会 会長)
中村佳代子
((社)アイソト-プ協会 医療連携室長)
碧海ゆき
(消費生活アドバイザー:WEN会員)
コーディネーター 浅田浄江
(消費生活アドバイザー:WEN代表)
パネリストの中村さんは、昨年まで20数年、大学医学部付属病院で研究の傍ら、患者さんやその家族に核医学診断や放射線診断についての説明をされて来られました。
中村さんのお人柄も手伝い、専門用語が飛び交うお話にもかかわらず、和やかな空気で会場が満たされました。
川上さんより「エックス線でがん治療をする場合、正常な細胞までダメージを受けることはないのですか」と質問がありました。
「外から放射線をあてて治療する場合、そこで止まってそれ以外の組織に行かないよう努力をします。DNAというのは、正常組織に放射線があたっても修復する力を持っています。放射線学会でも、患者さんに分かっていただいたうえで処置をすることを原則としております。不安がある場合には直接その医者に聞いてくださって大丈夫です」と、中村さんは答えました。
碧海さんは、採血用の注射針など医療器具の殺菌、滅菌には放射線照射が必須であること、タイヤに放射線を照射して製品を強化するなど、工業用の放射線利用にはさまざまな事例があることを、WEN発行の小冊子『くらしと放射線』を用いて説明されました。

2008年01月23日 川口

開催日 2008年1月23日
会場 川口駅前市民ホール「フレンディア」(埼玉県川口市)
参加人数 約84名
パネリスト 秋元智子
(環境カウンセラー)
唐澤久美子
(順天堂大学医学部 放射線医学講座准教授)
碧海ゆき
(消費生活アドバイザー:WEN会員)
コーディネーター 浅田浄江(消費生活アドバイザー:WEN会員)

この日は、より対話型のフォーラムになるよう会場に円卓を設置し、休憩時間にはテーブルごとに、ディスカッションをしたり、放射線測定器具「はかるくん」を体験するなどの工夫をしました。
フォーラムの前半では、食の安全と放射線利用について参加者からの「O157は放射線照射で防ぐことができるのか」との質問に対し、米国での生活経験がある秋元さんから、牛肉のハンバーグやミンチのパテへの放射線照射はO157に有効だったという事例をご紹介いただきました。
また、唐澤さんは、「日本の放射線治療率が海外に比べてかなり低いことについて、原爆によって、放射線の怖さを実感しているので、放射線治療が普及しなかった。放射線に対するアレルギーは理解できるが、『利用によるメリット』と『被曝のデメリット』を考えることが大切」と強調しました。

碧海さんは、放射線の工業利用の一例とし医療器具の滅菌やタイヤの強化などの事例をあげ、放射線の平和利用について今後も考えていきたいと語りました。
そして、最後にコーディネーターの浅田代表が、このフォーラムを、ご家族や周りの方々と放射線について考えるきっかけにしてほしい、と締めくくりました。

2008年12月02日 福岡

開催日 2008年12月02日
会場 アクロス福岡「円形ホール」(福岡市)
参加人数 95名
パネリスト 淡河恵津世
(久留米大学 医学部講師)
林田 スマ
(大野城まどかぴあ 男女平等推進センター所長 フリーアナウンサー)
碧海ゆき
(消費生活アドバイザー:WEN会員)
コーディネーター 大西慧子(消費生活アドバイザー:WEN会員)
12回目のフォーラム会場は、福岡市の繁華街の中心に位置します。
室内楽の演奏会もよく行われるという瀟洒なホールで、パネリストの4人をぐるりと囲むように参加者がすわりました。
そのせいか、アットホームな雰囲気の中で2時間半を過ごしました。

前半は、WEN主催のアンケート設問を実際に回答してみた林田さんが、「食品と放射線の関係については知らなかった」と口火を切られました。
そこで、放射線の単位など基礎的な講義を淡河さんから受けたあとに、パネリストの碧海会員から放射線の食品への利用例や人間の体からも放射線が出ているという話を聴きました。

後半は、乳がんがご専門の淡河さんから、放射線治療のさまざまな事例について説明をいただき、 会場からも活発に質問が出されました。
「放射線を照射したということは、体内に放射線が残っていることではないということを、今日は理解していただきたい」と締めくくられました。

地元メディアでもご活躍の林田さんは、「放射線の持つ能力というものに対して、もっと冷静に客観的に知ることによって付き合い方を考えなければいけない。
情報をきちんと伝えていくというところで、メディアの役割は大きい」と感想を述べられました。 。
放射線のリスクをきちんと伝えるリスクコミュニケーションは大内さんのご専門のひとつです。「どのような場合でもゼロリスクはなく、利益とリスクの両方を考える必要がある」と話され、統計と映像を駆使してリスクの定義と説明をしてくださいました。
くらしとかかわる放射線利用の事例として、碧海さんは「食品照射」の目的や特徴について説明されました。
消費者団体活動を33年続けておられる小林さんは、食の安全に対して特に関心が高く、「一般に、情報がほしい人には(放射線の情報が)発信されていない」と発言されました。

2007年09月11日 山形

開催日 2007年09月11日
会場 川山形市「山形テルサ」(山形県山形市)
参加人数 約80名
パネリスト 岩川眞由美
((独)放射線医学総合研究所)
田中 裕子
(フリーアナウンサー)
碧海ゆき
(消費生活アドバイザー:WEN会員)
コーディネーター 浅田浄江(消費生活アドバイザー:WEN会員)

今回の開催は、山形市在住のフリーアナウンサー田中裕子さんから山形で「くらしと放射線」フォーラムを開催したいとのお話をいただき、実現の運びとなりました。当日は、多くの方が集い、関心の高さをうかがわせました。

フォーラム前半は、小冊子を使いながら、「放射線」と「放射能」の違いに触れた後、碧海さんから「食と放射線」の関係について一通りのお話がありました。

休憩を挟んで、後半は「医療と放射線」の関係について取り上げました。
田中さんが「ガンの検査・診断のとき、繰り返しレントゲンを受けて、身体に悪影響がないかどうか、不安になった」体験を語ると、岩川さんから「医療現場では放射線による診断は必要に応じて行っている。
目に見えない体内の状況を映し出すことができる放射線診断は、説明のできない患者を診る小児外科医にとっても必需品」と実例を交えながらお話いただきました。

最後にコーディネーターの浅田代表より、短時間で理解できる話題ではないが、今後も放射線について関心を持ち続けてもらえるようWENも活動を続けていきたいとまとめました。

2006年06月16日 青森

開催日 2006年06月16日
会場 青森市男女共同参画プラザ「カダール」(青森市)
参加人数 約182名
パネリスト 鶴賀茂世
(青森県消費者問題研究会会長)
笹川澄子
((財)環境科学技術研究所 調査役・主任研究員・薬学博士)
碧海ゆき
(消費生活アドバイザー:WEN会員)
コーディネーター 浅田浄江(消費生活アドバイザー:WEN代表)
ディスカッションでは、じゃがいもの発芽抑制のための照射についてその影響や放射線が残っているから発芽しないのではないか、という鶴賀さんからの消費者の目線にたった質問に対し、放射線は残っていないことについて碧海会員の回答に加えて、笹川さんからもわかりやすく説明していただきました。

2006年12月12日 三鷹

開催日 2006年12月12日
会場 三鷹産業プラザ「スペース・アイ」(東京都三鷹市)
参加人数 約72名
パネリスト 小峰洋子
(三鷹市消費者活動センター運営協議会 啓発部 副部長)
今井礼子
(放射線医学総合研究所 重粒子医科学センター病院 治療科医長)
碧海ゆき
(消費生活アドバイザー:WEN会員)
コーディネーター 浅田浄江(消費生活アドバイザー:WEN会員)
当日は、改訂版「わたしたちのくらしと放射線」小冊子(第4版)を使いながら食品照射や医療に関する放射線利用について日頃、疑問に思っていること、不安に感じていることなどを取り上げました。

ご家族の中に核医学検査を受けたことがあり、その時、漠然とした不安を感じたとおっしゃる小峰さん、ご自身が心臓の検査を体験されたという碧海さんに対し、今井さんよりご専門の立場から、核医学検査に使われる放射性物質は半減期が非常に短いこと、さらに排尿等でほとんどがその日のうちに体外に排出されてしまうことについて大変わかりやすく説明していただいたほか、がん治療など放射線医療の現状について、お話いただきました。

最後にコーディネーターの浅田代表より、治療の際には医師とのコミュニケーションが大切であるのと同じように私たちの身の回りの放射線利用について関心を持ち勉強し続けることの重要性をますます感じるとともに、今後もこのようなフォーラムを通して情報提供していきたいと、締めくくりました。

2005年01月18日 熊本

開催日 2005年01月18日
会場 くまもと県民交流館パレア会議室(熊本市)
参加人数 約105名
パネリスト 星子 邦子
(NPO法人ワークショップ「いふ」理事長)
鈴木 保子
(国立病院機構熊本医療センター 放射線科医師)
碧海 ゆき
(消費生活アドバイザー:WEN会員)
コーディネーター 乾 文子(消費生活アドバイザー:WEN会員)
女性が関心の高い食品と放射線の関わりについて碧海さんから、また最近よく耳にするようになった医療現場での放射線治療について専門的な立場から鈴木さんがわかりやすい言葉で話してくださいました。
そして、自分自身がよく知らないことに対して不安を感じることについて、情報をどのように得て、どのように受け止めていくかについて星子さんからお話をいただきました。
放射線測定のコーナーについて参加者から「とても面白く勉強になりました」との感想が寄せられました。

2005年12月06日 千葉

開催日 2005年12月06日
会場 千葉市文化センター(千葉市)
参加人数 約93名
パネリスト 神津カンナ(作家)
神田 玲子
(放射線医学総合研究所放射線安全研究センター)
碧海ゆき
(消費生活アドバイザー:WEN会員)
コーディネーター 浅田浄江(消費生活アドバイザー:WEN代表)

第2回放射線に関するアンケートからも医療分野における放射線利用への関心が非常に高いことがわかっています。それをうけて、今回のフォーラムでは医療に関する放射線利用について考えました。

2004年09月28日 横浜

開催日 2004年09月28日
会場 フォーラムよこはま ランドマークタワー13階
(横浜市)
参加人数 約92名
パネリスト 辰巳 渚(文筆家)
松原純子(放射線影響協会 研究参与)
碧海ゆき
(消費生活アドバイザー:WEN会員)
コーディネーター 吉成 幹子(消費生活アドバイザー:WEN会員)
 参加された方々が日頃感じている質問をパネリストの辰巳さんが投げかけ、それに対し、専門知識をわかりやすい言葉で碧海さんが、そして、専門家の視点で松原さんが詳しく説明しました。
会の最後には、当日お忙しい中参加して下さった木元教子さんが、ひよこのわかりやすい例えを用いて、発言してくださいました。
放射線測定のコーナーは今回も大人気でした。

2003年11月18日 静岡

開催日 2003年11月18日
会場 静岡駅ビル パルシェ会議室(静岡市)
参加人数 約65名
パネリスト 織田 孝子
(主婦:磐田市在住)
小西恵美子
(長野県看護大学教授)
碧海 ゆき
(消費生活アドバイザー:WEN会員)
コーディネーター 浅田 浄江(消費生活アドバイザー:WEN代表)
 一般的に専門家の話は難しいと感じますが、パネリストの藤川さんは放射線の種類とその性質を太った人と痩せた人に例えて、とてもわかりやすくお話くださいました。
参加者からも「わかりやすかった」との感想をいただきました。

2002年03月08日 東京

開催日 2002年03月08日
会場 東京ウイメンズプラザ視聴覚室
参加人数 73名
パネリスト たけなが かずこ(マザーリング研究所)
東嶋 和子(ジャーナリスト)
岡田 往子(武蔵工業大学講師:WEN会員)
コーディネーター 碧海 ゆき(消費生活アドバイザー:WEN会員)
 はじめてのフォーラム。アンケートに回答してくださった方もたくさんお見えになり、熱心に話をきいておられました。
休憩時間に「はかるくん」を使って身の回りの放射線を測定。

2002年09月12日 いわき

開催日 2002年09月12日
会場 いわき市生涯学習館(福島県)
参加人数 140名
パネリスト 長久保 智子
(フリーアナウンサー:福島県出身)
碧海 ゆき
(消費生活アドバイザー:WEN会員)
岡田 往子
(武蔵工業大学講師:WEN会員)
コーディネーター 浅田 浄江(消費生活アドバイザー:WEN代表)
 地元福島県出身の長久保さんをお迎えして開催。
御影石やラジウム温泉などから出ている自然放射線についても話題になりました。
休憩時間に「はかるくん」を使って身の回りの放射線を測定。

2002年12月05日 大阪

開催日 2002年12月05日
会場 大阪市ドーンセンター(大阪府)
参加人数 約40名
パネリスト 上木朋子
(消費生活アドバイザー:大阪市在住)
藤川陽子
(京都大学原子炉実験所助教授)
碧海ゆき
(消費生活アドバイザー:WEN会員)
コーディネーター 浅田 浄江(消費生活アドバイザー:WEN代表)
 一般的に専門家の話は難しいと感じますが、パネリストの藤川さんは放射線の種類とその性質を太った人と痩せた人に例えて、とてもわかりやすくお話くださいました。
参加者からも「わかりやすかった」との感想をいただきました。

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