「くらしと廃棄物」プロジェクトについて
このプロジェクトは、2008年4月に発足しました。
活動の第1歩はこのプロジェクトでもアンケート調査でした。
日々の生活の中で原子力発電による電気を使うことから発生する高レベルの放射性廃棄物も、一般市民の立場からみればくらしから発生するごみ・廃棄物であることは間違いありません。表現を変えれば「電気のごみ」ということにもなります。「くらしと放射線」プロジェクトでわたしたちが学んだ広汎な分野での放射線利用によって、研究所や病院、工場などからも放射性物質を含む廃棄物(ごみ)が発生します。
自治体や地域のとりきめにしたがって日々のごみの処理には関心も深く、まじめに行動している女性たちが、果たして放射性廃棄物にはどのくらい知識や情報を持ち・また意識しているのでしょうか。「くらしと放射線」プロジェクトの場合と同様、まずはそれを調べ、その後にWENとしてどんな活動をしてゆくべきなのか検討してゆきたいというのがアンケートのねらいでした。2009年3月に調査結果の報告会を行い、その後は見学会を2回実施しました。現在は、回答のための参考資料として添付したWENオリジナルの「くらしと廃棄物(ごみ)俯瞰図」をほめてくださる方が多かったので、これを土台にしたコミュニケーション材料を開発したいと検討を続けております。
プロジェクトの活動
2010年2009年2008年
2010年07月 | 中間報告と意見交換会 実施 テーマ「放射性廃棄物に関する一般市民への情報提供について」 |
2010年06月 | 見学会実施 (独)日本原子力研究開発機構 東濃地科学センター ・ペレトロン年代測定装置(岐阜県土岐市) ・瑞浪超深地層研究所(地上設備、研究坑道)(岐阜県瑞浪市) |
2009年09月 | リサイクル施設見学会 |
2009年06月 | (社)日本アイソトープ協会 滝沢村見学会 |
2009年03月 | 「くらしと廃棄物」に関するアンケート調査結果報告会 開催(東京) |
2008年08月 | 「くらしと廃棄物」に関するアンケート調査実施 |
2008年04月 | プロジェクト発足(活動メンバー:22名) |